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ペット葬は長く思い出に残る儀式

愛する猫が五年前に亡くなりました。アメリカンショートヘアの雄猫でした。本当に可愛くて可愛くてたまらなかった猫ちゃんがガンになって亡くなりました。しかし、心の中で覚悟していたので、それほど悲しみにくれることはありませんでした。自宅でささやかな葬儀を行ったので、きっとにゃんこも喜んでくれたと思います。ペット葬の専門業者が近所にあったので、亡骸を火葬してもらい、遺骨を小さなロケット2つに入れてもらいました。現在も、そのロケットは私の机の上にあります。にゃんこが亡くなってから、私は一日たりともにゃんこのことを忘れたことはありません。一日に何度かはにゃんこのことを思い出してしまいます。しかし、にゃんこはきっと天国で楽しく暮らしているのだ、と思っているので悲しい気持ちがわいてくることはありません。今考えると、うちのにゃんこはとても幸せな猫でした。自分の短い人生を日々可愛がられて楽しく生きているようでしたから。ペット葬を行うときに、私は涙があふれるよりも、いつか自分も死んだらにゃんこに会えるという気持ちになっていました。

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